皆様は夜行高速バスをよく利用されますか? 私は、寝ている間に移動できる効率の良さから利用することがあります。もちろん飛行機が最も好きですが、バスも選択肢の一つです。
聴覚障害を持つ私にとって、夜行バスでの移動は独特の「環境」があります。
| 補聴器を外せば静かに寝られるけれど、トイレ休憩に気付けないのが難点ですね |
どこでも静寂に浸れる「特権」
就寝時、私は補聴器を外します。充電のためでもありますが、一番の理由は紛失防止です。狭い車内で失くしてしまえば、それこそ悲劇ですから。
補聴器を外せば、私の耳は音を全く認識しなくなります。聞こえるのは慣れてしまった耳鳴りだけ。 実はこれ、一種の「特権」だと思っています。
耳栓をしなくても、補聴器を外すだけで、うるさい夜行バスだろうが飛行機だろうが、自宅の静かな寝室と全く同じ環境になります。どこでもスヤスヤと寝られるのは、この身体ならではの利点と言えるかもしれません。
常に付きまとう「緊張感」
しかし、音が聞こえないことは「情報の遮断」でもあります。車内アナウンスは一切聞こえません。
特に、早朝の途中バス停で降りる時はかなり気が張ります。通過してしまったら大変なことになるからです。スマートバンドの振動を目覚まし代わりに使って、周りに迷惑をかけずに起きる工夫はしていますが、「起きなければ」というプレッシャーで、案外寝られないことも多いのが実情です。
熟睡できるがゆえの欠点
また、あまりに静かに熟睡できてしまうため、途中のトイレ休憩にはまず気づけません。 そのため、必ず「トイレ付き」のバスを選ぶことが絶対条件になります。休憩に行けない不便さは、車両選びでカバーするしかありません。
安さがあるから、我慢できる
不便なことも多い夜行バスですが、身体障害者手帳による割引は非常にありがたいものです。 多くの路線で半額になり、東京〜大阪間なら5,000円ほどで移動できてしまいます。
この安さがあるからこそ、多少の不便やリスクも「仕方ない」と割り切って、我慢することができます。これからもスマートバンドなどの道具を駆使しながら、この「静かな移動手段」を活用していくつもりです。
| 聴覚障害者の夜行バス旅行、メリットとデメリット |
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