ブログ説明

ひどい耳鳴りのためTRT療法を体験
その後、難聴は進行して、ほぼ聞こえず。でも耳鳴りだけは聞こえる(笑)
アブミ骨手術ができるということで、その体験談も書きます。
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2005年12月19日月曜日

モノラルな日々

 耳鳴り治療のためTCIというノイズ発生装置を装着した日々を過ごしている。このため、それでなくとも聴力が悪いのにさらにノイズで左耳は完全封鎖状態だ。
 まあ、日常生活上は何も支障はない。音の方向というもの、音源らしきものが見えていれば勝手にそちらの方向と解釈してしまうのが人間の脳と聴覚の働きだから・・。

 しかし、音源が見えない・・・というより多数ある場所では勝手が違う。それは駅のコンコースで体験した。ここは音が残響する場所。しかも音源は多数で視覚的には特定不能。要するに聴覚のみで自分と音源の位置関係を把握している数少ない場面のようだ。
 人がその場所にいると、例えば野球放送をステレオで臨場感豊かに聞いているような状態になるのが普通だね。しかし、片耳が完全にふさがると、モノラルな世界になってしまう。野球のステレオ放送を急にモノラル放送に変化したような「不思議」な体験ができてしまった。
 それは、いつもと違う「なーんか変、音が変」という感じ。どうも言葉にするのが難しい体験だ。


2005年12月1日木曜日

難聴と耳鳴り

 しばらく、治療が始まらないので解説が続きます。

 先日、日赤医療センター耳鼻科を受診したときにお医者様から聞いた話です。

 難聴と耳鳴りの関係は結構あるのだそうです。
 難聴で聴力が標準より約40dB以上低下(聴力検査グラフで40より下にグラフが下がっているところ)すると、耳鳴りが発生するそうです。
 40dBAというと、非常に静かな環境ですよ。風のない、人のいない場所の夜中、もちろん車の音も、虫の声もしないところというのが40dBAという音です。それより静かな場所だとかえって耳鳴りが聞こえるそうです。実際に高性能の防音用イヤーマフ(ようするに耳栓)などを付けてみると耳鳴りが聞こえます。(最近の超高性能イヤーマフは音が五月蠅いときだけ遮音するようになっているものもある。)
 聴力が40dB低下するということは、常に高性能イヤーマフを付けて耳鳴りがするほど静かにした状態。だから、難聴になると多くの人に耳鳴りが伴うのだそうです。

 確かに、音(空気の振動)を鼓膜がとらえ、聴神経が電気信号に変換し、これを脳が音として認識することで音が感じるのです。脳が音と感じない静かさが40dBAであれば、それより静かであれば、その逆相音(音をうち消す合う関係の音)を感じても不思議ではないはずですね。