ブログ説明

酷い耳鳴りに悩まさせる。
いくつかの耳鼻科に見放された。それでも嫌なものは嫌だ。
可能性があるのなら、何でもなって開放されたい。
TRT療法は、そんな耳鳴り軽減する最後の望みか!
実際にTRT療法を行った体験談。
(2012/10/30 Seesaaより引越しました。引越し以前のコメントの日付が全て引越し時になってしまってます。)

2005年12月27日火曜日

昨日は定期検診でした

 昨日は、日赤医療センター耳鼻咽喉科でTRT療法の定期検診を受けた。

 装置を付けていて、違和感、苦痛などは無いか、装置が正常に動作しているかなどを確認した。
RT療法を止めてしまう人で多いのは、TCI装置でノイズを聞くのが五月蠅いとか苦痛というものが多いという。

 私から質問したことは、
  調子が良くて耳鳴りが無いときでもノイズを聞くべきかどうか
ということ。答えは、
  耳鳴りが無いときにはTCI装置でノイズを聞く必要はない。
  ノイズと耳鳴りを同時に聞くのがこの療法のミソ

なのだそうだ。

2005年12月22日木曜日

やっぱり耳鳴り復活

今日から、また強烈な耳鳴りが復活。。。

まあ、2週間でTRT療法の効果は現れまいて。。。62000円もだして装置を買ったのだからもう少し、そう簡単に治るものでもなし、仕方がないか・・・と思いつつ、やっぱりとっとと治って欲しいものだ。

2005年12月21日水曜日

TRT療法開始2週間

RT療法を始めて約2週間が経過した。

今週は耳鳴りがほとんど感じなく、感じても小さい。
今までのように耳鳴りで辛いということはこの4日間ほど無い。
RT療法の効果との因果関係は、まだ不確定だが、とにかく楽になっているのは有り難いことだ。

RT療法の感想としては、いつもホワイトノイズを聞かせている左耳は、装置をしていなくても(要するにノイズを聞かせていないノーマルな状態でも)なんだか、耳栓したような、耳がつまったような感じがしてよく耳が聞こえないような気がする。ただ、ステレオヘッドフォンで音が中心(なんとなく右よりに聞こえるが)に聞こえるのでみだり耳の聴力が本当に無くなっていることはないようだ。(聴力が無くなっていればホワイトノイズも聞こえないはずだな。)

こんなところが今の感想です。


2005年12月19日月曜日

モノラルな日々

 耳鳴り治療のためTCIというノイズ発生装置を装着した日々を過ごしている。このため、それでなくとも聴力が悪いのにさらにノイズで左耳は完全封鎖状態だ。
 まあ、日常生活上は何も支障はない。音の方向というもの、音源らしきものが見えていれば勝手にそちらの方向と解釈してしまうのが人間の脳と聴覚の働きだから・・。

 しかし、音源が見えない・・・というより多数ある場所では勝手が違う。それは駅のコンコースで体験した。ここは音が残響する場所。しかも音源は多数で視覚的には特定不能。要するに聴覚のみで自分と音源の位置関係を把握している数少ない場面のようだ。
 人がその場所にいると、例えば野球放送をステレオで臨場感豊かに聞いているような状態になるのが普通だね。しかし、片耳が完全にふさがると、モノラルな世界になってしまう。野球のステレオ放送を急にモノラル放送に変化したような「不思議」な体験ができてしまった。
 それは、いつもと違う「なーんか変、音が変」という感じ。どうも言葉にするのが難しい体験だ。


2005年12月15日木曜日

TCI装置忘れる・・・

今日はTCI装置を自宅に置き忘れたまま出勤。

今日は出勤先がいつもと違ったため、鞄を買えたのが原因だ。
おかげで今日は1日6時間のノルマはこなせそうにないですね。
たまにこんなことは仕方がないのですが、、、崩れていかないようにしなければ。

2005年12月12日月曜日

今日は5日目。耳鳴りはやっぱり復活

今日は、TRT療法5日目。
午前中はましだった耳鳴りは午後には完全復活(~_~;
やっぱり、耳鳴りが無くて良かったのは休日だったからなのね。
それとも、昨日(今日かな)寝たのが午前4時だったので寝不足かな???

今日こそ早く寝るぞと、気合いを入れて帰ったものの、気が付くともうこんな時間だ。
今夜も早くは無いな。


2005年12月11日日曜日

今日は4日目、やってしまったぁ

今日はTRT療法4日目。

3日坊主になることなく、今日もノイズ聞きのノルマをこなす。
今日も休日のせいか、耳鳴りは少なく、ノイズだけを聞いている様子だ。
こんな感じで固定してくれれば良いが、明日から仕事だ、きっと悪くなるだろう(笑)

やはり、恐れていたことが発生した。
耳が痒いので、TCI装置を取り外し綿棒で耳掃除をして、「さあ装着」と思ったら装置がない。
机の上の本をどかせて探してもどこにもない。やってしまった無くしたぞ。63000円・・・。
30分の捜索隊の作業も虚しく発見には至らず、諦めて読書に戻る。

どこからだっけと探していると、その分厚い本の間にしおりと化して挟まれていたTCI装置を発見!
ほっ、助かった。


2005年12月10日土曜日

今日は3日目 今日は耳鳴りが無い

��RT療法開始3日目です。

今日は、耳鳴りがありません。
ほとんど毎日、キーンという高い音が左耳の中で鳴り響いているのですが、今日は気にならないですね。
きっと休日だからでしょうか(笑)

ノルマの6時間を頑張って聞きます。ノイズだけ・・・。
この場合、五月蠅いだけだな。
ちなみにノルマをこなすといっても測ってないですよ、ただ何となく・・です。

まだまだ、効果が現れる頃でもないので、
今日はたまたま良かったのだと思うことにします。



2005年12月9日金曜日

今日は2日目、「五月蠅い」と感じる

今日で、TRT療法の2日目。

今日は、ノイズが五月蠅いと感じる。耳鳴りも五月蠅い。
結構、会話をするときに辛いものがあるな。
会話をしなきゃいいのかと思いつつ、仕事の時は仕方がない。
人が話しかけて来たり、電話が掛かるたびに、補聴器のようなTCI装置を耳から外す・・・。
補聴器とは逆の動作だな。(笑)

まあ、連続ではなくてもいいというので、それは仕方がないとして、
耳から外した時に、TCI装置を紛失しないか・・・それが目下のところ一番の心配であったりする。




2005年12月8日木曜日

TCI装置 装着 1日目の感想

 TRT療法では、TCIという装置で1日につき6時間から8時間ノイズを聞かなければならない。

・装置自体は軽く、装着していることを忘れるほどだ。
・ノイズ自体も気にはならない。


しかし、

・耳に長時間、イヤファンを入れているので耳が痒くなる。
・装着した耳からはノイズが聞こえているわけで、要するに片耳をふさがれたようなもの。
 それでなくても、耳は良くないのに、会話がかなり苦しくなる。
 仕事上の聞きたくない話の時には、すかさずスイッチオン!
・左耳なので、電話ができない・・・
・あまりに違和感がないので、耳に付けたままお風呂に入りそうになった。


という欠点も感じてしまいました。

2005年12月7日水曜日

TCI装置購入と装着。TRT療法開始だ

今日、日赤医療センターの耳鼻科に行きTCI装置を購入。

 装置の購入は、出入りの補聴器屋さんから直接購入。シーメンスのHPに載っていた装置がそのままの値段なのだ。補聴器屋さんとしてはいい商売だなぁと思う。ちなみに装置は63000円(税込み)で、健康保険は適用外です。所得税の医療控除の対象にはもちろんなっています。領収書を置いておいて、しっかり確定申告しようっと。

 装置を耳に合わせるまでが補聴器屋さんの役目、補聴器の音量を設定したりするのは医者の役目ということらしい。音量(音圧レベル)の設定は矢野先生が直接行ってくれる。あと、30分くらいかけて矢野先生からTRT療法の説明を受ける。なんでも、装置からのノイズをただ聞くだけでは治療効果が上がらず、カウンセリングでTRT療法について説明受けることで治療成績が向上するのだそうだ。

 さて、TCI装置から聞こえる音であるが、これは完全にホワイトノイズである。広帯域のホワイトノイズです。
 ちなみの耳鳴りのする周波数帯域のノイズを聞かせて、耳鳴りを感じなくするマスカー療法についても説明を受けその違いを知りました。
 マスカー療法では、耳鳴りと同じ周波数帯域を持つ雑音(帯域ノイズ)を、耳鳴りが聞こえなくなるくらい高いレベル(音量)で2~4時間聞かせるらしいです。効果はすぐに現れる即効性がありますが、持続性がなく元に戻るそうです。また、高いレベルを聞かせるのでその音そのもので聴覚障害も起きるそうで、最近はやらなくなっているとのこと。

 TRT療法では、耳鳴りの音とは無関係にホワイトノイズで、音量は、耳鳴りとノイズの両方が聞こえる程度にするという。音量(音圧)は85dBを超えないように設計されているから、長時間聞いても聴覚に障害がでることはないのだそうだ。ただ、TRT療法は効果は永続するらしいが、効果が出るまで1年程度かかるのというのが難点ですね。




2005年12月3日土曜日

日赤医療センターについて

まだ、本格的に治療が始まっていない。TCI装置の初期セットアップの順番待ちである。

ということで、まだネタがないので、私がTRT療法を受ける、日赤医療センターを紹介。

所在地:東京都渋谷区広尾4-1-22
最寄り駅:地下鉄東京メトロ 日比谷線広尾駅 徒歩10分と近くはない
バス:JR恵比寿駅、渋谷駅から路線バスあり 料金210円

患者用有料駐車場あり 5時間 300円
みずほ銀行のキャッシュディスペンサーorATMあり
支払いは、デビットカード可能、クレジットカードは入院費用のみ可能


2005年12月1日木曜日

難聴と耳鳴り

 しばらく、治療が始まらないので解説が続きます。

 先日、日赤医療センター耳鼻科を受診したときにお医者様から聞いた話です。

 難聴と耳鳴りの関係は結構あるのだそうです。
 難聴で聴力が標準より約40dB以上低下(聴力検査グラフで40より下にグラフが下がっているところ)すると、耳鳴りが発生するそうです。
 40dBAというと、非常に静かな環境ですよ。風のない、人のいない場所の夜中、もちろん車の音も、虫の声もしないところというのが40dBAという音です。それより静かな場所だとかえって耳鳴りが聞こえるそうです。実際に高性能の防音用イヤーマフ(ようするに耳栓)などを付けてみると耳鳴りが聞こえます。(最近の超高性能イヤーマフは音が五月蠅いときだけ遮音するようになっているものもある。)
 聴力が40dB低下するということは、常に高性能イヤーマフを付けて耳鳴りがするほど静かにした状態。だから、難聴になると多くの人に耳鳴りが伴うのだそうです。

 確かに、音(空気の振動)を鼓膜がとらえ、聴神経が電気信号に変換し、これを脳が音として認識することで音が感じるのです。脳が音と感じない静かさが40dBAであれば、それより静かであれば、その逆相音(音をうち消す合う関係の音)を感じても不思議ではないはずですね。