ブログ説明

酷い耳鳴りに悩まさせる。
いくつかの耳鼻科に見放された。それでも嫌なものは嫌だ。
可能性があるのなら、何でもなって開放されたい。
TRT療法は、そんな耳鳴り軽減する最後の望みか!
実際にTRT療法を行った体験談。
(2012/10/30 Seesaaより引越しました。引越し以前のコメントの日付が全て引越し時になってしまってます。)

2005年11月15日火曜日

日赤医療センターの耳鼻咽喉科に受診

これまで、3年間。どうにも退治できない耳鳴り。
いくつかの耳鼻科に見放され、それでもしつこくWebなどで調べる。
シーメンスのHPにて、TRT療法ができる病院一覧を見つけた。
一番近くは東京広尾の日赤医療センターだ。
ここなら行ける。
というわけで、日赤医療センターの耳鼻科に受診。

日赤医療センターは人間ドックで行ったことはあるが、受診は初めて。
とにかく、初診窓口に行ってみる。そうそう、初診の受付曜日が決まっているかもしれないので注意が必要。特にTRT療法を希望するには耳鼻科部長の矢野先生の診てもらう必要があるので日赤医療センターに電話して曜日を確認してから出かけるのがいいだろう。

私の場合、朝早く出かけたので、待ち時間もほとんどなく診察して頂いた。
診察は、
まず耳鼻科受付で初診の問診票を書き込む。
ここに、いつからだとか、耳鳴りが酷いとか、他の病院でダメと言われたことなどをキッパリ書いてしまう。
医師は数名居たのだが、一回目から矢野先生に当たる。ラッキー。やはり問診票にはハッキリ書くものだ。
診察の段階でも、「TRT療法をやってみたい」とキッパリ言うと、その説明をしてくれる。
そして聴力検査。
聴力検査では、高音が難聴という結果(これは前からのこと)。

RT療法では、この聴力検査の結果に応じた、ノイズを聞く。ノイズを聞くことによって、脳がノイズを音として認識しなくなるので耳鳴りが気にならなくなる。というのがこのメカニズム。
このためノイズを聞く補聴器(「TCI」というらしい)のようなものを購入する必要がある。63000円だという。このTCIに私専用のセットアップをしてもらうのだが、これが順番待ち。これを12月7日に予約。

・このTCIを1日6時間以上つけてノイズを聞く。
・効果が出るまで1年くらい掛かる。
・すぐに効果が実感できないので1ヶ月くらいで脱落する人も1割くらい居る。
・1年くらいで効果が出た人は、さらに1年継続すれば効果が固定する(やめても耳鳴りを感じなくなるということ)。
・1ヶ月に1度くらいの割合で通院してカウンセリングも並行して行うことで、治療成績を上げる。
・難聴を伴う耳鳴りは成績が良く80~90%人が耳鳴りが軽減される。難聴を伴わない人は10%くらい成績が悪くなるがそれでも7割の人が良くなるという。


初日の所要時間は待ち時間を含めて1時間半ほど。でも、帰る頃には混んでいたので早めの来院が良いのではと思います。