ブログ説明

酷い耳鳴りに悩まさせる。
いくつかの耳鼻科に見放された。それでも嫌なものは嫌だ。
可能性があるのなら、何でもなって開放されたい。
TRT療法は、そんな耳鳴り軽減する最後の望みか!
実際にTRT療法を行った体験談。
(2012/10/30 Seesaaより引越しました。引越し以前のコメントの日付が全て引越し時になってしまってます。)

2012年2月9日木曜日

TRT療法7ヶ月目の方からメールを頂きました。返事をさせて頂きましたが、多くの人の参考のためにブログにも書きます。

7ヶ月ですか、大変な頃ですよね
私も1年経つ頃は「本当に効くのかな」とかよく思いました。

自分に効果が現実に出ていないのに、「きっと効果がでるはずだ」と信じるなんてとてもできないと思います。
人間、自分の実体験に基づいて受け入れられることを信じていくのが普通だと思います。
これを逆にして「効果が出るためには信じなきゃ」と信じる事を先行してしまうと、これはもう宗教、信仰の世界だと思います。

信仰心を否定するものではないですが、そうでない者に、そうすべき、と強いるのは苦しいだけだと思うのです。

私なんか、普通の人間ですので、続けられた理由は
「TRT療法の機械が高かったから、やめるともったいない」
という、とても、とても世俗的な理由で続けていたように思います。


さてさて、私は医者ではありません。
専門医ならばいろいろな症例にあたり、もっと適格なことを言えるかもしれませんが
一体験者にすぎないので、私の体験を思い出して書くくらいしかできません。

私の場合は、静かなところほど苦しい耳鳴りでした。
もちろん、就寝前というのが最も静かなものなので、最悪でしたね。

今、たった今はと言えば、耳鳴りはあります。
だって、耳鳴りのことを書いているので、耳鳴りに意識が向きます。
するとやはり「耳鳴りはあります」。今でも。

でも、間違いなく言えることは、以前の頃のように
「もう、この首から上を外して捨ててしまいたい」とか
「頭が割れ、気が狂う」とか
耳鳴りからそんなことは思わなくなりました。

ちなみに、耳鳴りに意識があるから、耳鳴りがあると気づくのですが、
他のことをやり始めると、耳鳴りの存在を全く気にしてしません。
これも寝る前も同じです。
耳鳴りで眠れないということはないですね。

私の場合は、静かなところの方が耳鳴りが辛かったので、
「ピーっ」という高音の耳鳴りだけを感じるより、
TRT療法器具のホワイトノイズを背景にして耳鳴りを聞いたほうがマシでした。
というか、マシに感じるようになりました。
(でも、そうなったのは1年くらい経過後だったように思いますが)

こうなれば、TRT療法を続けるのは、かなり楽になりましたし、疑問も少なくなりました。
少なくとも、耳鳴りが大変なときに、つければ楽になるのだから、これだけで儲けものだと思いましたし。

そんなこんなで、それからさらに同じくらい期間を掛けて、だんだんとTRT療法の器具をつける時間が短くなり
(要するに、つけるのが面倒になったのですが、耳鳴りより面倒の方が勝るというのは、大きな事ですよね、
それだけ耳鳴りが楽になったのですから)
とうとう、TRT療法器具を全然付けなくなりました。


参考になるかどうかはわかりませんが、
良くなることをお祈りしております。